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株価の暴落時に避けるべき3つの過ち【バンガード社式】

株価の暴落に何か有効な対策はないですか?

ということで悩んでいる方にむけて、

この記事では「株価の暴落時に避けるべき3つの過ち【バンガード社式】」について独自の目線で紹介します。

本記事ではバンガード社が指摘している「個人投資家が暴落時に気を付けるべきこと」を取り上げて紹介します。

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結論:市場が乱高下しているとき、何をすべきか?それは「何もしない」こと

マーケット・タイミングは不毛な行為であり、歴史的に見て、最高の取引日も最悪の取引日もほぼ同時に起こります。

バンガードCEOビル・マクナブ氏は

市場が乱高下しているとき、何をすべきか?それは「何もしない」こと

市場が極端な動きをしているときにすべき最も賢明なことは、多くの場合、これまでの計画を堅持すること

過去6年間で株式市場は大幅に上昇しました。下落は、不安にさせられるものですが、避けられないものだ

のように個人投資家へのアドバイスを述べています。

暴落している時に何もしないということは、一部の投資にとっては難しいことかもしれません。

しかし、マクナブ氏は「何もしないというのは、積極的な決断であり、多くの場合において、長期的な投資目標を達成するためには正しい決断なのです」と述べています。

バンガード社が「市場の下落期に避けるべき3つの過ち」として取り上げている3つのことを紹介しています。

  • 計画を立てないこと
  • 「損失」にこだわり続けること
  • 投資機会に過剰反応する、あるいは機会を見逃すこと

【過ちその1】計画を立てない

計画なしに投資を行うことは過ちである」ということは当たり前のことですが、暴落時には自分の投資計画を見直す良いきっかけになりそうです。

市場の急落時(急騰時も同様)には、人間は不合理な行動を起こしがちです。

例えば、高パフォーマンス銘柄を追いかける、株価の変動を先読みして売買を繰り返す、市場の「雑音」に振り回されて衝動的に売買するなどの行動です。

バンガード社は、投資計画を立てるに当たっては「投資に当たってのいくつかの重要な質問に答えることから始めましょう。」と述べられています。

【過ちその2】「損失」にこだわり続ける

計画的な投資を行っていたとしても、市場の急落時には、資産価値は大きく下落します。

しかし、損失に対して行動を起こしたとしても良い結果は生まないと考えられています。

歴史上、1980年~2019年までの間に、株式市場では下げ相場(2か月以上続いて20%以上下落)を8回、調整局面(10%以上の下落)を13回発生しています。

暴落時にも株式を売却しないという選択をすることで、将来は下記のようになる可能性が高いと言えます。

  • 「市場の下落期に保有株式数が減ることは無い」
  • 「インカムゲインやキャピタルゲインを再投資するなら、保有株式数は増える」
  • 「市場が上向けば、運用資産も回復する」

バンガード社は、相場の急落で不安を感じる人には「ポートフォリオのリスクを見直すこと」を提案しています。

下図は、債券の割合が増加するほど資産の変動幅は限られている一方で、株式の割合が増加するほどリスクもリターンも大きくなることを示しています。

資産構成で変わるリターン(画像元:バンガード社HP

【過ちその3】投資機会に過剰反応する、あるいは機会を見逃す

資産価格の下落時に、リスク資産を売却して国債を購入するという過剰反応を見せる投資家がいます。

市場の暴落時に、個人投資家が自らのポートフォリオのリスクに目が向いてしまうということはよくあります。

例えば、上昇相場の時に株式を買い入れ、暴落時になってようやく、株式への配分が高まっていたことに気づいてしまうことが考えられます。

しかし、相場が急落している時にそれらのリスク資産を売るのは大きな過ちとなります。

リスク資産を売るということは、買い戻すタイミングを見計らう必要が出てきますが、多くの投資家にとって投資タイミングを読むことは困難です。

このような行動は「マーケット・タイミング」と呼ばれています。

画像元:バンガード社HP

個人投資家が暴落局面を切り抜けるためのシンプルなルール

  • 価格変動と周期的な調整は株式市場ではよくあることであると認識すること。
  • 雑音を消して、投資から感情を追い払うこと。
  • 価格変動を味方にすること。

価格変動と周期的な調整は株式市場ではよくあることであると認識すること

市場の大きな価格変動は正常なことであり、長期的な視点で見れば、それほど大したことではないということを理解することが重要であるとしています。

雑音を消して、投資から感情を追い払うこと。

投資家はメディアの情報を必要以上に心配しすぎであると指摘しています。

「長期投資家は、市場の動きに反応して投資計画を大幅に変更したいという衝動を抑えるべきだとバンガードは確信しています。」と述べており、

市場における価格変動は、思惑が大きく影響しているとのこと。

バンガードの調査では、調査対象の10年において、長期保有戦略(バイ・アンド・ホールド・アプローチ)は、収益追求型の戦略を年間平均で2.8%アウトパフォームである

バンガード社HP

自分の口座を毎日チェックするのもやめた方がよいとのこと。

基本的に口座チェックが必要なのは「定期的なリバランス」の時だけです。

株式を売り買いする場合、「マーケット・タイミング」を見極める作業が発生します。

これはほとんどの投資家には難しいことであり、避けるべきこととなります。

価格変動性を味方にすること。

貯蓄を増やし、自動積立設定のような定期的な投資を続けるのが良いとのこと。

貯蓄を増やすことは、長期的な投資目標を達成するために重要です。

バンガード社は「バンガードでは、市場リターンは今後数年にわたり低下すると考えています。したがって、健全な投資指針を堅持し、市場に巻き込まれることを回避しましょう。」と述べています。

ドルコスト平均法の活用

定期的に一定の金額を積み立てること(ドルコスト平均法)のメリットは、「市場の下落時にも安く株式を購入する機会が生まれること」です。

ドルコスト平均法を活用することで、長期的には、定期的な積立により株式に支払う平均価格を引き下げることができます。

投資信託で自動積立設定することでドルコスト平均法を活用することができます。

最後に、

バンガード社は「ポートフォリオが既に広く分散されていて、投資家の投資目標、投資期間、リスク許容水準にとって適切なバランスがとれているのであれば、それを堅持することが賢い選択であると、バンガードは確信しています。」と述べています。

つまり、計画的な投資運用を行っているのであれば暴落時には「何もしないこと」が重要としています。

以上、ご参考までに。