内閣府は2012年12月から始まった景気の拡大局面が18年10月をピークに終了し、後退に転じたと認定しました。
直近の決算では、鉄道・航空・ホテル業などのコロナ被害が直撃した多くの企業は、過去最大の赤字を報告しています。
私はこのような不安定な相場局面においては、過去の相場から生まれた投資の格言がある程度参考になると思います。
不景気や株価下落時に役立つ投資の格言5選
暴落相場の赤札銘柄は買い
暴落相場においても、数銘柄だけ目立って株価上昇していることがあります。このような銘柄は早めに買い入れておくと利益に繋がりやすいという格言です。
株は安く買って高く売る
不景気における株価下落は、好まれるものではありません。しかし、株は安く買って高く売るという基本に立ち返れば、安く買い入れるチャンスととらえることもできます。
買いやすい時は深呼吸、買い難い時に勇気
投資心理的には上昇局面では買いやすく、下落局面では売りたくなるものです。合理的でない投資判断を戒めるための格言です。
分からぬときは休め
相場には段階に買うタイミングと、段階的に売るタイミングのほかに「休む」局面もあると言われています。自分が理解できない相場では休むのが最も良いという格言です。
二番底は黙って買え
二番底の後は大きな上昇局面に入る可能性が高まります。
投資の格言を踏まえた下落局面での投資行動
有望銘柄の買い増し
「暴落相場の赤札銘柄は買い」「株は安く買って高く売る」「買いやすい時は深呼吸、買い難い時に勇気」「二番底は黙って買え」
これら多くの格言から、下落相場における「買い向かう姿勢」は、長期的に見て利益を上げられる可能性が高いと考えられます。
相場を見守る
「分からぬときは休め」という格言から、相場の方向性が読めないタイミングにおいては、下手に動くよりも相場から離れた方がマシである可能性が高いと理解しています。
まとめ
コロナ渦の株式相場のような不安定な相場局面において、参考になりそうな相場の格言を5つ挙げてみました。
「暴落相場の赤札銘柄は買い」
「株は安く買って高く売る」
「買いやすい時は深呼吸、買い難い時に勇気」
「二番底は黙って買え」
「分からぬときは休め」