株式投資において、最適な売買タイミングなど誰にも分りません。
しかしながら、自分なりに軸としている売買基準があるので紹介します。
本記事は、個別銘柄を中長期投資で売買している私の個人的な内容になります。
株の「買い」のタイミング
全体相場の暴落時
⇒ 私のこれまでの経験と、数ある株の参考書の知見から、私は全体相場の暴落時は「買い向かう」という方針を固めています。
そのために、全体相場の暴落時に買い向かうための資金を常に余力として持つように調整しています。
しかしながら問題は、どこまで株が暴落するのかわからないという点です。
このリスクに対応するために、暴落時に一度に多くの枚数を買わず、少なくとも余力を3分割して、時間分散して買い入れるようにしています。
不人気銘柄の将来に明るい希望が持てた時
⇒ 不人気銘柄の将来の成長ストーリーが想像できたときは、他の良くわからない銘柄に手を出すよりは優位性があると思っています。
重要なことは「不人気」であることです。
不人気である株が将来人気化することによって、その利幅を得ることができます。
しかし、他人よりも先に自分で将来性を見抜くということは、困難な事でもあります。
日頃から、自分の得意銘柄をマークしていれば、稀にこのような銘柄に遭遇できることがあります。
業績に関係ない悪材料による急落時
⇒ 業績に関係ない悪材料による急落時は、ラッキーチャンスだと思います。
株価は長期的には一株利益に連動して動くものなので、業績に関係しない材料で急落している時は自信をもって買い向かう方針です。
例えば、他の企業の悪材料に釣られて連想的に類似の企業が売られることがあります。
株の「売り」のタイミング
株の「売り」のタイミングは、基本的には買いタイミングの逆と考えています。
全体相場の高騰時
⇒ 全体相場の高騰時は、売りタイミングとしては間違っていないと思います。
問題はどこまで上昇するかわからない点です。
こればかりは誰にも分らないので、日経平均PERやPBRを指標にしながら、少しずつ持ち株枚数を減らしてポートフォリオのバランスを調整するのが良いと考えています。
銘柄の将来に希望が持てなくなった時
⇒ 銘柄の将来に希望が持てなくなった時は、迷わず「売り」と判断します。
他のより良いと思える銘柄に乗り換えた方が結果が出ると思えるからです。
この場合、現在の含み損益に関係なく売ります。
業績に関係ない材料による急騰時
⇒ 業績に関係ない材料による急騰時は、ラッキーチャンスだと思います。
株価は長期的には一株利益に連動して動くものなので、短期売買で売り払います。
材料によっては連騰するケースもあるので、値動きとにらめっこしながら上昇の勢いが無くなったところで売るようにしています。
以上、手短に株式投資の売買タイミングについて紹介しました。