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「早起きが健康に良いは迷信」と言われる理由を徹底的に批判してみた

こんにちは!ひもたんです♪

一般論的には「朝活」で運動している人は健康面的にかなりの「メリット」があるとされています。しかし、早起きと健康の関係を調べていたら、「早起きは健康に良いという常識は迷信である。」という情報発信をみかけましたので、早起きチャレンジしている身でありますが、この話題に切り込んでみたいと思います。

本記事では、ひもたんの真実への探求心から、情報の根本まで追いかけているので、かなり入り込んだ内容となっています。

結論から先に述べると、ひもたんは早起きを続けます♪

それでは行ってみよう!

「早起きは健康に良い」はウソ説を検証

♦巷で話題の「早起きすると寿命が縮む」ってホント?

早起きと健康について調べていると、某有名雑誌や有名タレントさんによって「早起きすると寿命が縮む」や「早起きが健康に良いという常識は迷信です。」という発信を見かけました。

本当でしょうか?

その根拠となる情報ソースは、英国の高級紙(Quality paper)「デイリーメール」のサイト。この記事中のオックスフォード大学の睡眠研究者Paul Kelley氏のコメントを引用して議論が展開されています。

この記事を受けて「現代ビジネス 賢者の知恵」においては「『早起き』すると寿命が縮む!オックスフォード大学の研究で判明~心筋梗塞、脳卒中、糖尿病のリスクが倍増」という具合にキャッチーなタイトルで取り上げられています。

♦情報元:オックスフォード大学の専門家のコメント

デイリーメールにおける話題記事のタイトルは「Making people start work before 9am is ‘torture’ says sleep expert, who wants the business and school day to begin at 10am 」です。

タイトルを訳すと、「睡眠専門家の見解としては、午前9時より前に仕事を始めることは「拷問」であり、学校の授業開始時間や仕事の始業時間は10時にするのが望ましい」という内容です。(ひもたん翻訳)

下記にPaul Kelley氏のコメントパートを引用して示します。

This is a huge society issue, Staff should start at 10am. You don’t get back to [the 9am] starting point until 日付未入力 55.

‘Staff are usually sleep deprived. We’ve got a sleep-deprived society. It is hugely damaging on the body’s systems because you are affecting physical emotional and performance systems in the body.

‘Your liver and your heart have different patterns and you’re asking them to shift two or three hours. This is an international issue. Everybody is suffering and they don’t have to.’

デイリーメールにおけるPaul Kelley氏のコメントパート

訳:これは大きな社会問題である。スタッフは午前10時に(仕事を)開始する必要があり、55歳になってようやく午前9時の開始時間が適正となる。

スタッフは常に睡眠不足であり、社会的に睡眠時間が不足している。体の機能面と肉体面でパフォーマンスへの影響を受けることにより、体のシステム上で大きなダメージが生じている

「肝臓と心臓には異なるパターンがあり、(業務開始時間を)2時間または3時間シフトするのが適している。これは国際的な問題であり、(早起き)する必要がないのに、誰もが苦しんでいる。

(ひもたん翻訳)

上記コメントを含めた博士の論理は、次の3つにまとめられます。

  • 人間の体内時計から考えたら、年齢層ごとに適正な起床時間がある
  • 社会的に業務開始時間が早いため、年齢毎の適正な起床時間を守れておらず、それが、睡眠不足に繋がっている
  • 睡眠不足は健康に悪い影響を及ぼす

ここで、確認しておきたい「ポイント」は、

  • 睡眠開始時間についての議論が無く、「寝る時間は人によって異なる」事
  • 健康に悪いとされる原因は、「睡眠不足」であること

結局、「早起きが健康に良い」は嘘?ホント?

この記事を読んだひもたんの意見・感想は次の通りです。

・このコメントにおいては、年齢別の理想の業務開始時間、つまり「理想論」が展開されています(理想論は基礎研究に多い)。

 一方「コメントを引用した議論」においては、理想論があたかも現実論にそのまま通用するかのように書かれています。つまり、現実的には、同じ年齢層でも睡眠開始時間は人によって異なるので、早起きしたからと言って全員が睡眠不足になるわけでは無いですよね。

健康に悪いとされる根拠は、「睡眠不足」であるから、「早起き」かつ「早く寝ている人」、すなわち十分な睡眠時間を確保できている人にとって、早起きが健康に悪いとは言えない

・この議論は世界レベルで展開されているが、日本は世界的に業務開始時間が早いにもかかわらず、寿命ランキングでは世界トップレベルであるという事実もある。

・生化学的には朝の日光を浴びることで、体内時計は調節されるので、早寝早起きが習慣化されている人は一人ひとりに適したサイクルが形成されるはず。

ひもたんと同意見に近い記事も探してみました。

信頼性の高い意見としては、五木クリニックの院長さんもブログの中で下記のような反論を述べていました。

「早起きは病気のリスクになる、って話は因果関係が逆なんじゃないですか?」との素朴な疑問がわいてきます。

五木クリニック 院長ブログより一部抜粋

とのコメントを残しています。

まとめ

以上の議論を下にまとめました。

  • 「睡眠不足」が健康に悪いことは事実。*1
  • 早起きが健康に悪い」という主張は、論理が立たないので「無意味」である。
  • Paul Kelley氏は偉大な一人の研究者であり、メディアや個人がコメントを引用して「誇張表現」したことによって、誤解を招くような情報が拡散されてしまった。
  • コロナウイルス関連の情報も流れている今、情報価値の見極めについて読者側も気を付ける必要があるかと。
  • この議論により「早寝」と「早起き」はセットで重要であることを再確認できた。

結論:ひもたんは早起きを続けます♪

おわり。

*1厚生労働省「睡眠と生活習慣病との深い関係」