「株入門の本はもう読み終わり、株についてさらに興味が出てきた。」
「入門シリーズがわかりやすかったので、上級編も気になるな~」
という方に向けて、
「一番売れてる株の雑誌ダイヤモンドザイが作った株入門上級編のレビューと実践した感想」について解説します。
この本の要点は以下の通りです。
株の上級者が注目しているポイントは以下の3つ。
- 業績、割安さ、チャートを基本に財務諸表をチェック
- 景気サイクルを見極めて投資スタンスを決める
- リスク管理を徹底する
ではここから、この本の内容をざっくりと要点だけ解説します。
一番売れてる株の雑誌ダイヤモンドザイが作った株入門上級編
本を読めばこんなことが理解できるようになる!
・財務諸表を読めるとどんなメリットがあるの?
→この部分を読むことによって、財務諸表の重要部分の意味が理解できるようになります。
例えば、「企業の財務状況に何か問題がでてきたら自己資本比率に兆しがでてくる。」
のように財務諸表に出てくる「自己資本比率」や、「営業CF」「のれん償却費」等の
言葉の意味と投資判断への使い方が理解できます。
・・・私はこの部分を読んだことがきっかけで「簿記」の資格の勉強を始めました。
簿記を勉強することによって、決算書が作れるようになるので、
財務諸表を本当の意味で読みこなすことができるようになると思います。
財務諸表を読む入口としてはイラスト付きでとても参考になりました。
・景気サイクルを投資に役立てる方法は?
→「GDP」や「工業生産指数」「日銀短観」という経済の3大指標と
他の景気先取り指標から景気サイクルを予測する方法がわかります。
景気サイクルを先読みすることで、買い目線か?売り目線か?という
投資スタンスを決められるので、リスク管理ができるようになります。
・・・私はこの部分を読んだことで、景気サイクルを意識するようになりました。
資金のリスク管理においてとても重要なことが書いてあると思います。
・上級者はチャートのどの部分を注目しているの?
→チャートについてより深い分析方法が書かれています。
・・・私は日本株については配当金や優待目当てで購入しているので、
チャートはあまり気にせず、基本的には永久保有を前提に購入しています。
とはいえ、前提の知識として参考となる部分は大きいです。
以上、ご参考までに。